鉄道の半島終着駅・大湊駅からすこし内陸に入ったところ。
ここにあるとびない旅館本館。旧市街地の中心地です。
ここから徒歩で3分くらいの裏通りに別館はあります。
別館のあたりもかつて賑わっていた界隈のようですが、
大きな通りに面した本館とは違い、
別館は裏通りの趣きある場所。
実際の印象も、すこし落ち着きのあるものでした。
バスターミナルの裏手。田名部神社や鹿島神社の裏手。
なにより、建物のすぐ脇に用水路が流れていて、
常にちょろちょろと水の音がするのがいい感じ。
所謂アミューズメント的要素のあるとびない本館を「表」と仮定すると
「裏」的な役割としてとびない別館が存在する感じになるのでしょうか。
例えば、長期滞在でゆっくり仕事をしたり。自炊したり。創作したり。
1日目は本館で飛内さんのマシンガントークを浴びて、
2日目以降はこっちで気ままに過ごすというプランも人気になるのでは。
都会に疲れた人、ちょっとだけこちらに滞在してゆっくりしようとか。
ネットがつながり、パソコンが持ち込めれば仕事できる人って
案外多くなってきてるので、静かな場所でゆっくりとできそう。
今後このあたりの歴史については、もっとくわしく調べてみたいと思います。
図書館とか資料館を探していってみたいなと思います。
別館に放置された棚にも、なにやら古い書類がたくさんあった。。。
これは建物のほかにも調査したいことがたくさん。。。
歴史を知るには、こういうものもぜんぶ調査したら面白そうだから。
ふと見ると飛内源一事務所の「事件簿」!!?怖い
※飛内源一さんは、とびない旅館の主・飛内源一郎さんのお父さんだそうです。
旅館の仕事をする前から(?)測量の仕事をしていたとのこと。
このあたりの経緯も、興味があるので今度聞いてみます。。。
なんだなんだ?と思ってわくわくして見てみたら、
測量をした仕事の記録簿でした。
昔は仕事の顧客情報とか報酬などの記録のことを、
事件簿と呼んでいたのかしら。知らなかった!
ところで、上の地図に紫色で示した箇所なのですが。
建物脇の川にかかっている橋を渡ってみると、
なにやら怪しくいい感じの小料理屋スナックが並んでいる小路が見えました。
こういう雰囲気、私は、すごく好き。
飛内さんに聞いてみたところ、かつては八百屋さんとか、
生活に密着した商店があった場所のようです。
※次回はこのあたりの情報を載せてみようと思います。
つづく。