とびない別館改装日記

趣味の改装について発信します。主に青森県むつ市にある「とびない別館」の改装計画をゆるく発信していきます。

8.たてもの内部調査〜寝室

前回紹介した居間の空間から

襖(ふすま)を介し8畳の寝室があります。

今までは寝室として使われていた

ようなので、まずはわかりやすく

「寝室」と呼ぶことにします。

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居間の入り口から寝室をみたところ。

 

襖を開け放すと居間とつながり、そこそこ広いスペースがとれます。 

位置関係はこんな感じ。

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既存の居間・寝室のイメージ。

玄関→廊下→居間・縁側→寝室→外というように

室内外につながって何かができそうな場所。

厨房につながっているのもポイントです。

6.7.の記事で紹介した囲炉裏や縁側を生かしつつ、

こちらもどんな用途にできるか楽しみ! 

 

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居間から寝室を見る(左側)

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居間から寝室を見る(右側)

部屋ですが、畳はかなり傷んでいて修復は難しそう。

床材だけは全部取り替えが必要となりますが、

どんな用途にするかで、畳?フローリング材?など

検討しなければと思います。

 

襖についても、いろいろと工夫できそうです。

襖紙の部分、和紙を貼ったり絵を描いたりが

自由にしやすいので、アーティストの方に任せて

アレンジしてもらうのもいいのではないでしょうか?

 

規模などはともかくとして、いまちょうど大徳寺で

公開されている襖絵を思い出しました。

見に行ってみたいものです。京都。。。遠い。。。

大徳寺真珠庵、現代アート作家の襖絵を紹介したHPはこちらです↓ 

※以前リンクしたURLが閉鎖されたので、まだ襖の写真が残っている記事を再リンクしました↓

www.lmaga.jp


 

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押入・仏壇置き場・棚のあるところ。

また、寝室の一部の壁は、作り付け収納スペースとなっていました。

これを加工して、グッズや本のディスプレイ棚にできる

のではないか?と考えています。

例えば、押入れ(奥行きが本棚にするには微妙に深い)

→前面に棚をつくり背面はストックスペースにする、など。

 

本やグッズの販売・ちょっとくつろぐ場所として。

外とのつながりもつくって、夏は窓を開放してしまって

古本市など催し物をすることで、賑やかに売ったり。

あとはギャラリーとして利用するのもありでしょうか。

居間と同様にひとの集まる場所となりそうです。

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寝室の窓。

また、寝室の窓は開けると道路に繋がる位置にあります。

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窓の前に立つとびない少年。

飛内さんに見せてもらった写真の中に、

この窓の前に立つ写真がありました。

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いまの窓の前。

2枚の写真を見比べると、樹がかなり成長してるのと

窓にアルミサッシが入っているのがわかります。

比較してみると変化が面白いです!

 

また、とびない別館の中には、家具類も

たくさん残されていました。寝室にはたんすが。

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寝室のたんす。

中には着物が入ったままのものもあって。

たんすや着物も、できる限り有効利用したいと思っています。

例えば、本棚やカーテン・椅子の張地へ再利用する

アイディアを想像しているので、

またあらためて記事にしようと思います。

 

今後は残りの内部調査(これでまだ1割くらいです...)や

改装のアイディアなども織り交ぜて

更新していけたらいいなと思います!

ぜひまた読みに来てください!

ご意見ご感想もぜひお願いします。