玄関から入ってすぐ右側には「食堂」という
室名プレートの貼られている部屋があります。
小窓があることから、最初は帳場として計画されていたのでは。
飛内さんからは、お父様がかつて事務所として使われていた
というお話も聞きました。
中を覗いてみると。。。
2面に窓があり、明るい空間です。
玄関側のかわいい小窓はそのままにしたいですね。
テレビの後ろ側(布で塞いである箇所)は、かつて勝手口だった
と思われる痕跡がありました。
ですので、あらためて開口にすることも容易な箇所。
テレビも昭和感のある、なかなか年季の入ったもの。
これも何か違う用途に再利用できないだろうかと考えています。
(普通にDVDが見られるように改造するなんてのもあり)
テーブル椅子もそのまま利用できそう。
椅子張地は着物の帯でリメイクしたら、さらに
かわいくなるかな?などと思っています。
それにしてもこの部屋。
居間とは違った店舗空間にもなりそうですし、
ギャラリースペースに利用することもできそう。
事務所やアトリエとしての利用も、当然いけそうです。
かなり汎用性の高い、魅力的な部屋です。
そして、テーブルの横には収納スペースが。
ここを開けてみると、1.のトピックで少し紹介したのですが
大量の書類があったのです。
最初の調査では、まだゆっくり見られませんでしたが
ちょっと手に取っただけでも、こんなに良さげなものが。
片付けの最中に、昔のアルバムに見入って進まない、、、
というあるあるに陥りそうになったので一旦やめましたが。
改装の際には、家具づくりや壁塗りなどのワークショップを開催しながら
手をかけていってはどうか?などと思っていたのですが、
このような「資料を整理・発掘する会」っていうものも
もしかしてありでしょうか。
飛内さんの昔話を聞きながら、半日ほどここを整理する...
などというイベントも楽しいかもしれません。
レトロ感のある、むかしの壁紙見本なんかもありましたよ。
・・・いま、別館建物全体の図面や、もっとわかりやすく
伝えるための絵を、描いています。
(でも、なかなかうまく出来なくて更新が滞りましてすみません)
現実的な修繕計画とアイディアスケッチなどまだまだあります。
ぜひまた覗きに来てくださいね。